12月3日
曇り,南東風強い,最高気温25℃

倉崎ビーチ
(波0.5mくらい,うねりなし,透明度:東ほぼ全域良い,水温:22〜23℃,エントリー11時07分,ダイブタイム68分,最深26.5m,ポイントリサーチ)

台風27号の影響で昨日から強めの東南東風が吹き続けている倉崎。でも午前中はまだ好海況を維持していた。

昨日,雄が見られたものの雌が出ていなかったホタテツノハゼsp.今日は雌雄とも見られなかった。水温がだいぶ下がってきたし,やはりそろそろ(半)冬眠か?それとも繁殖終了と伴に息絶えたのか?とりあえず巣穴がちゃんとあるうちは継続的に見に行ってみよう。

さて,下の写真はセボシウミタケハゼ
セボシウミタケハゼ

イタアナサンゴモドキにつく

ハゼ豊富の倉崎ではあるけど,ウミショウブハゼ属のハゼは少ない。日本にいるウミショウブハゼ属8種のうち倉崎で見られるのはアカスジウミタケハゼハシブトウミタケハゼ,そしてこのセボシウミタケハゼくらい。

そんな貴重なウミショウブハゼ属の中でもこのセボシウミタケハゼはこれまで,ウミキノコについているのを何回か見た程度。そして今日イタアナサンゴモドキについているのをはじめて見た。

「日本のハゼ」を見るとセボシウミタケハゼに4ページを割き,このハゼが様々な宿主につくことを紹介している。自分としては「発見!」のセボシウミタケハゼイタアナサンゴモドキだったけど,「日本のハゼ」にはその組み合わせもちゃんと載っているんだよな〜(さすが!ナマコにつくのまで載ってるよ!)。

倉崎で見つけて,「日本のハゼ」で確認,ハゼをおぼえるにはこれに限る!
これでわからないときは・・・「日本のハゼ」の著者に教えてもらってます!(いつもお世話様です)