この週末のゲストは超ベテラン超ウォッチャーのYさんでした。約半年で3度目のご来店ありがとうございます!Yさんに画像拝借しての1〜2日遅れのログアップです。

5月19日
曇りのち晴れ,北東風弱い,最高気温26℃

ガレラビーチ
(波0.5m以下,うねりなし,透明度:こことしてはまずまず,水温:浅場24℃,斜面23℃,エントリー16時15分,ダイブタイム59分,最深22.5m,ガイド)

笠利湾内も湾奥からどんどん水温が上昇中!ガレラの浅場は今24℃。ハゼの出はほぼ全開(寒がりオイランはまだイマイチ)。ガレラの浅場の代表種の1つハラマキハゼも撮りやすくなってます!
ハラマキハゼ
撮影 Yさん

5月20日
晴れ,北東風微風,最高気温27℃

インコポイント
(波0.5m以下,うねりなし,透明度:かなり厳しいがこことしてはまずまず,水温:水底(海水)26℃,水面(川水)もうすこし低い,エントリー9時25分,ダイブタイム96分,最深1.5m,ガイド)

最近インコポイントのウリとして定着しているクチサケ&ノボリハゼ,警戒心もあまりなくいい被写体!
クチサケハゼ
撮影 Yさん
撮る場合の問題点は海況。多少(かなり?)のにごりは寄れることでカバーできるものの,問題は汽水層。ここは潮汐表の干満とだいぶずれるために予測が難しいかったですが,だいぶパターンを把握(かな?)。今日もよどみは少なく撮りやすかったと思います。

インコポイントで見られる別のユニークなハゼを1つご紹介。それはヒトミハゼ
ヒトミハゼ
撮影 Yさん
ヒトミのアップ
撮影 Yさん
ヒトミハゼという名前からは,大きいヒトミが印象的なガラスハゼ属のようなハゼを想像しがちですが,実際には上画像のように,どこにヒトミがあるのかわからないような(というかどこに居るのかわからない?)地味〜なハゼ。ヒトミよりもミニマブタ状の突起(上右画像)が特徴的なハゼです。でも実は存在そのものがもっと特徴的というかありがたいハゼなんです。というのもこのハゼは県のレッドデータブック掲載種,すなわち絶滅が心配されている種の1つ。昨年ハゴロモポイントに居たヒトミハゼはすぐに見られなくなりましたが,ここのはいつ居てくれることを期待したいところです。