12月16日
晴れ,北風やや強い,最高気温14℃

相変わらず吹き続けている北風を避けて河口付近へ。いつものインコポイントではなく,はじめて入るところへ行ってきました。浅い泥底だったので,スノーケリングでリサーチしました。

河口からやや海に出たところではスジハゼA が多かったです。
スジハゼA
実は海で見た時は,ホホグロスジハゼかな?と思い撮ったんですが,画像を見るとスジハゼAのよう。う〜ん残念。

一方,川へ入ったところでちらほら目に付いたのはミナミアシシロハゼ
ミナミアシシロハゼ

そして今日の収穫は下のハゼ。
このハゼはたぶん・・・
調べた種名は下記しました
外見も行動パターン(ちょこちょこ動きまわる)も一見ミナミアシシロハゼに似てましたが,良く見るとウロハゼのなかまのよう。ウロハゼのなかまというとスダレウロハゼを一度インコポイントで見ていますが(10月30日ログ)それではなさそう。わからないのでとりあえず撮影。

で,帰宅してから早速ハゼオタクして調べました(いつもハゼオタク?笑)。スダレウロハゼ以外で奄美大島の汽水域で出そうなウロハゼは,日本産魚類検索第2版を見るとコンジキハゼフタゴハゼアゴヒゲハゼの3種。コンジキハゼはIOP Diving News(98年9月号)で,フタゴハゼは日本産魚類検索第2版でそれぞれチェックしたところ,どうも違いそう。

残るはアゴヒゲハゼ。特徴は下顎にある1対のあごひげ。撮った画像をアップして見ると・・・お,一応それらしきあごひげ(下画像の)がある!
このあごひげ,なんかそばにあったゴミがたまたま写っているようにも見えますが,アゴヒゲハゼの標本写真が載っている日本産魚類大図鑑とFishBaseを見てみると,あごひげの位置,長さとも結構一致してました。

今回は横から全身を撮るのがやっとでしたが,次回はあごひげをもっと鮮明に撮って見たいところ。撮れたら「ニュース」にアップします。

2006年2月21日追記:
追記し忘れてましたが,上画像のハゼはやはりアゴヒゲハゼのようです→ニュース