8月11日
快晴,南東風弱い,最高気温32℃

今週はずーっと河川調査のバイトでした。

週初めには台風8号が気掛かりでしたが結局,大きく南に逸れ,連日晴天。

そのため川の調査は順調に進み,それはそれで良かったんですが,梅雨明け(6月20日)以降の晴天続きで,干上がっているところがあったり,中流でも水温が30℃を越えるところがあったりで,8号にはもっと近づいて雨を降らせてほしいところでもありました。

でも今のところ川の生物の種類や数に大きな変動はなく(それを調べるお手伝いのバイトなんですが),さすがに野生はたくましいです。

やや冷たい水を好む生物は,より水温の低いところ(上流あるいは下流)へ移動して高水温に対処しているようでした。ハゼではヒラヨシノボリがいつもよりも上流で見られました。
ヒラヨシノボリ
水温の低い上流へ避暑

倉崎ビーチ
(波0.5m以下,うねりほとんどなし,透明度:良い,水温:-10mくらいまで29℃,それ以深28℃,最深18m,ダイブタイム90分くらい,ポイントリサーチ)

川のバイトが終わってから倉崎の様子も見てみました。

まずは気になる水温。7,8月のログで何度も書いているように川同様,海水温も30℃を越えてオーバーヒート気味でした。しかし今日潜ってみると水温は先週より2℃低下して28〜29℃!♪ 

台風8号は,だいぶ南を通過したのであまり期待していなかったんですが,予想以上に水温を下げてくれたようです。

生物の方はとくに収穫なしでしたが,季節ハゼ・アオハチハゼを久々に見かけました。
アオハチハゼ
毎年夏から春先まで見かけますが,5月から7月ころまで姿を消します(以前のログにも書きましたが死滅するのではなく春眠(?)では?)。この夏もようやく「出てきたか〜」といった感じです。