9月11日
晴れ→雨→晴れ,南東風弱い一時やや強い,最高気温30℃

倉崎ビーチ
(波0.5m以下,浅場うねりやや大,透明度:まずまず,深場はきびしい,水温:28(深場)〜30(浅場)℃,最深27m,ダイブタイム60分くらい,ポイントリサーチ)

午後から倉崎で体験ダイビングの予定だったんですが,かなり早めに着いたのでちょっとひと潜り。

倉崎の浅場では毎年夏にイトマンクロユリハゼの幼魚がやや大きな群がりをつくります。今年は例年よりも大きな群らがりに見えます。
イトマンクロユリハゼの乱舞
実際,今年は台風が今のところまったく接近していないため,倉崎の浅場が荒れることもなかったので,数が多く維持されたのではないでしょうか。

台風といえば今フィリピンの東から北西に進んでいる13号はどうかな。まだ浅場の水温がだいぶ高いので,8号や12号のようにうねりで水温を下げてくれて,被害ほぼゼロ,となると良いんだけど。

ピアテグリ
(波0.5m以下,うねりなし,透明度:きびしい,水温:-10mまで30℃,それ以深29〜28℃,最深27m,ダイブタイム60分くらい,ポイントリサーチ)

体験ダイビングは突然の雨でキャンセルになり(1時間くらいで止んだんだけどなあ〜),結局,午後も軽くリサーチ。

今ちょっと気になるネタの多いピアテグリですが,それらに「著変なし」を確認した後,久々にシボリイソハゼを見てみました。
シボリイソハゼ(同一個体別カット)
臀鰭の縞が白い(上左画像白矢印)
上左画像は珍しく真横から撮れてまずまずでしたが,この個体は臀鰭の縞が白い(上左画像白矢印)!いままで撮っていたのは下画像(2005年8月29日撮影)のように青が多かったような気がするんですが・・・。
以前に倉崎で撮ったシボリイソハゼ
臀鰭の縞は青い(白矢印)
いままで撮ったのを見直して見ると白縞臀鰭のシボリも撮っていました(2006年1月12日ログの個体など)。臀鰭がちゃんと写っていないものが多くはっきりは言えないんですが,暖かい時期に撮った個体は青縞臀鰭が多いような・・・。

ひょっとして臀鰭の青縞が婚姻色ですかね(?) ヒラヨシノボリも臀鰭と尾鰭の一部だけが青くなる地味な婚姻色を呈しますが,同じようなタイプかな?要観察。