10月2日
曇り時々晴れ,北東風やや強い,最高気温28℃

倉崎ビーチ
(波0.5mくらい,うねりごく浅場のみ少々,透明度:良い,水温:28℃,最深18m,ダイブタイム2時間くらい,ポイントリサーチ)

下の画像は紅藻類の1つ,カイメンソウ
カイメンソウ
今年夏の晴天続き+高水温,さらに今のところ台風の接近がほとんどなく底質が安定,という植物が育ちやすい条件からか,カイメンソウが例年よりもだいぶ繁茂しているように感じます。

このカイメンソウの一般的な住人はスジテコシオリエビハナグロイソハゼなどですが,今まで2度,スカシモエビを見つけたこともあり,カイメンソウ倉崎では最も要チェックな藻類だったりします。

で,今日も少し覗いてみると・・・お!黒っぽいハゼが!
ウミショウブハゼ属の1種
セボシウミタケハゼ?あるいは sp.?
ぱっと見は,何にでも付いてしまうセボシかな?と思いましたが,体型とかちょっと違うような??
「日本のハゼ」のウミショウブハゼ属の1種-2かな?? ポジがより鮮明に写っていることに期待。

11月3日追記:
この日撮ったポジができてきました!♪ 
上画像と同一個体のポジ画像
ポジを見るとやはり「日本のハゼ」のウミショウブハゼ属の1種-2のようです。
決めては下画像。体側に散在している微小白色点(「日本のハゼ」によるとこのハゼの特徴)が写っていました。
ウミショウブハゼ属の1種(体側の拡大)
上画像と同一個体の別カット
ちなみにこの個体の全長は,等倍撮影したポジ(フォトデータ)から計算すると約1.6cm。「日本のハゼ」に載っているウミショウブハゼ属の1種-2よりもだいぶ目がデカイ!し,まだ幼魚のようですね。