4月5日
晴れのち曇り一時小雨,南東風弱いのち微弱,最高気温21℃

キッカサンゴ群落
(波皆無鏡状態,うねり皆無,透明度:こことしては良い,水温:21℃,最深24m,ダイブタイム2時間くらい,ポイントリサーチ)

1ヶ月ぶりのキッカサンゴ群落でしたが,予想通り海中はすっかり春めいてました!♪

まずは斜面へ。途中オヨギイソハゼサツキハゼの婚姻色や求愛が見られ「お!やっとるやっとる後でじっくり!♪」と,下の1枚ずつを撮り,とりあえず素通り。
オヨギイソハゼ発色個体♂のけんか&サツキイソハゼの求愛
後でじっくり観察♪

斜面では,最も気になるヒトミシリハゼ,無事越冬したかどうかオソルオソル見てみると・・・お!いるいるいつものところに!
ヒトミシリハゼ
この個体はたぶん冬の間中見られていた個体で,ほとんど同じところから動かず無事越冬したようです!エライエライ!♪

で,気をよくしたのも束の間・・・お〜!もう1匹いる!
ヒトミシリハゼもう1匹
こっちは動きが活発
冬の間は間違いなく1匹だけだったはず。いったいどこから来たんだろうか?

しかもこの個体,なんとサンゴをついばんで産卵床をつくるような行動を盛んにしてました。
サンゴをついばむ
ヒトミシリハゼ
もうこんなについばんで
白化させてしまっている(ようです)

昨年は6月に同じようにサンゴをついばんで白化させる行動がみられましたが(2006年6月9日ログ),今年は早くも,ヒトミシリハゼも繁殖期なんでしょうかね。

さて,浅場に戻って行きがけに見たオヨギイソハゼサツキハゼのところへ。

オヨギイソハゼ,お!別の♂がまたケンカしとる,しとる!!♪

コワイ顔ですね〜笑。コワイと思ったのは私だけではないようで,2匹の迫力にシリキルリスズメダイ(下画像)も思わず隠れてましたよ(笑)。

さて恒例(?)のオヨギイソハゼ「今日のザ・発色くん」は下のあなた!
今日のザ・発色くん

サツキハゼは行きに通った時同様に求愛が盛んでした。
抱卵雌に婚姻色の雄3匹がアタック中

水温はまだまだ低いけど,寒さを忘れて2時間あっという間の今日のキッカサンゴ群落でした♪