11月28日
雨,北風やや強い一時強い,最高気温19℃

倉崎ビーチ
(波1〜1.5mくらい,うねり浅場大,透明度:浅場厳しい,-15m以深まずまず,水温23℃,最深23m,ポイントリサーチ)

昨日の朝から雨が降り続いています。北風も強めで気温も上がらず,どう考えても海況も悪そうでしたが,午後から小降りになったので,散歩がてらちょっと倉崎に潜ってきました。

倉崎で今一番気になる場所はやはり,今月16日にノコギリホシハゼを見つけたあたり。

そこにはあれから何度か行っていますが,ノコギリホシハゼ以外にこれといった生物は見つからず。今日は,その場所から少し離れた所に同じような環境(ツツミドリイシ類サンゴの群生した砂泥地斜面)があるので,そこを見てきました。

その砂泥地斜面を下りる途中でツマグロサンカクハゼがいました。
こんな湾奥的環境にツマグロサンカクハゼのようなやや潮通しの良いところに棲むハゼが出るのも,倉崎ならではでしょうか。

さて,目的の砂泥地斜面に到着。ここは「ノコギリホシハゼの砂泥地斜面」よりも水深が一段浅く-18〜-25mくらいで,比較的ゆっくり探せます。

で,さっそくマダラホシハゼ
マダラがいるならノコギリも!と目を皿にして探しましたが,ノコギリホシハゼは見つからず残念。

秘かにフタホシホシハゼやそれ似(ovata)やヒレナガインコもちょっとだけ期待しましたが,やっぱり見つからず。

ちなみにここのようなサンゴ陰の砂泥地の超定番ハゼはヒレフリサンカクハゼマダラハゼ。当然ここでもよく見かけました。

あと,斜面と底の境あたりの砂泥地では,深めの砂泥地定番の下2種がよく目につきました。
アオハチハゼ
通称ホホカギの成魚と幼魚

先ほど「ゆっくり探せる」と書きましたが,結構広いので1回では3分の1も見れません(ノコギリホシハゼの砂泥地斜面も同様,そっちもまだ全部見れてません)。真冬になる前に一通り見ておきたいところです。