3月11日
曇り,南のち北風微弱,最高気温19℃(最低気温16℃)

ピアテグリ
(波,うねりほとんどなし,透明度:厳しいのちこことしては良い,水温20〜19℃,最深28m,ポイントリサーチ)

どんよりめの曇り空でしたが,潮的に良さそうだったので久々に湾奥のピアテグリを見てきました。

まず深場の砂泥地へ行き,定番系をチェック。
通称ピンコ,ニュウドウダテハゼ,アオハチハゼ
ログのお馴染みさんたち

浅場へ向かう途中でちょっと「お!」,というか「おや?」と目についたのが下のハゼ。
クツワハゼ属の1種
パールゴビー?
ちょうどオキカザリハゼが居着いていたあたりなので,見た瞬間はオキカザリハゼかと思いましたが,・・いやこれはパールゴビー(Istigobius spence(?)。

クツワハゼに酷似していますが,目の後ろがラインでなく褐色点になることや眼下の二叉する太い斑紋などで見分けられるようです。

ただ,当地にはパールゴビーになりすましたクツワハゼもいるようで,かなり見分けるのが難しいです。

今日の個体も,もしクツワハゼがよく居るような場所だったら「あ,またパールゴビーモドキのクツワハゼか〜」と思ったはずですが,この周辺では1度もクツワハゼを見ていないので,「今日のは怪しい〜(=パールゴビーでは?)・・・さてどうでしょうね・・?できれば追及したいところ。


浅場では窒素抜きがてら,マイ通称アオイソモドキの婚姻色や求愛を探しましたが,お!やはりそろそろはじまってますね〜。
マイ通称アオイソモドキ
求愛しかけている雄(左)と抱卵雌

シーズンはじめにつきまだ警戒心が強めでした