7月17日
ほぼ快晴,南東風弱い,最高気温33℃(最低気温29℃)

やや湾奥
(波0.5m以下,うねりなし,透明度良い,水温:浅場28〜29℃,深場27℃,ポイントリサーチ)

海水温はまだMAXではないものの,海中はだいぶ真夏モードになってきました。

真夏の定番の1つが,これ。
ヒメダテハゼ求愛ホバリング

ヒメダテハゼは求愛だけでなく,ケンカも結構盛んにしていて、かなり活発。
ハナハゼ似のクロユリハゼsp.を威嚇するヒメダテハゼ

ハナハゼ似のクロユリハゼsp.は,当地では上画像のように尾鰭棘が2本伸びるタイプ(「日本のハゼ」のクロユリハゼ属の1種-3)1本も伸びないタイプ(「日本のハゼ」のクロユリハゼ属の1種-1)の2種類をよく見かけますが,今日,尾鰭棘が4本伸びている個体を見ました。
ハナハゼ似のクロユリハゼsp.
尾鰭棘4本伸長

以前に尾鰭棘が3本伸びている個体なら見たことがあったんですが,4本ははじめて!

いわゆるハナハゼは尾鰭棘が6本伸長で,この個体(4本伸長)は「日本のハゼ」のクロユリハゼ属の1種-3(2本伸長)ハナハゼ(6本伸長)の中間・・・ひょっとしてハイブリッド??なんて思っちゃいそうですが,当地にはハナハゼ(6本伸長)はまったくいないので,この4本伸長の個体は「日本のハゼ」のクロユリハゼ属の1種-3(2本伸長)の変異個体のようですね。

ヒメダテハゼ関連でもう1つ「お」!がありました♪
スミゾメキヌハダウミウシを第1背鰭につけた
ヒメダテハゼ

高水温記録更新!
初冬から晩春の定番・スミゾメキヌハダウミウシをつけたヒメダテハゼなんですが,いままで7月前半に見たことはありましたが,そのときで水温は27℃くらい。

今日ここの水温は28.5℃だったので,いままでで「一番の高水温で見られたスミゾメキヌハダウミウシをつけたヒメダテハゼ」です。

ちなみに上画像のように,ときどきホバリングのウォームアップのような仕草をするので「ひょっとしてスミゾメキヌハダウミウシをつけたまま求愛ホバリングするかも!♪」と思い,1時間半くらい見ていましたが(汗),結局ホバリングせず・・・隣のヒメダテハゼは求愛ホバリングしまくってたんですがね・・(下画像)
:上画像のスミゾメキヌハダウミウシにつけたヒメダテハゼ
:隣の良く飛んだヒメダテハゼ