12月6日
曇り時々晴れ,北風やや強い,最高気温18℃(最低気温17℃)

河口域
(波0.5m以下,うねりなし,水温:24℃,ポイントリサーチ)

朝,ちょっとした潜りの仕事を終えた後,久々に河口域を見てみました。

11月は雨続きでしたがここの河口域はそれほど荒れた様子はなかったです。ほっと。
海況も良くハゼの出は上々でした・・・

っが,早めに切り上げ,気になるあのポイントへ・・・♪


やや湾奥
(波0.5m以下,うねり浅場あり,水温:22℃,ポイントリサーチ)

で,気になる「ウミショウブパラダイス」へ♪

今日もウミショウブハゼsp.ペアは定位置に居て,卵もありましたが・・・
ほぼ定位置のウミショウブハゼsp.

昨日の割り込みニシキフウライウオはいなくなりましたが・・・
12月1日のログに載せたヨソギ()が戻ってきていてウロウロ・・・
そのためか(?)今日も見ている間,産卵はせず,残念
は12月4日ログ登場のヤツシハゼ)

ちなみにニシキフウライウオは元の(12月1日ログの)場所に戻っていました(下画像)
ウミショウブハゼsp.の幼魚()は卵保護中の♂のように睨んでこないので,
ニシキフウライウオ()はこっちの方が落ち着くんですかね(?笑)


「ウミショウブパラダイス」以外にもウミショウブハゼsp.は少し居るんですが,帰りがてらそれらも繁殖中かどうかチェックしてみました。

まず「ウミショウブパラダイス」から20数メートルくらい離れたところの小さい木片に付いているウミショウブハゼsp.はやはり繁殖中のようで♂が卵保護中でした。
の間あたりに卵

一方「ヒロハサボテングサの藻場」周辺の黄色いカイメンの1種に付いているウミショウブハゼsp.には卵はありませんでした。
黄色いカイメンに付いているウミショウブハゼsp.2個体
卵なし
実は夏ころに黄色いカイメン上のウミショウブハゼsp.周辺に卵らしきものがあるのを見たことがあるんですが・・(その時は今回のように継続観察はできず汗),ひょっとして黄色いカイメン上での繁殖は夏ころでもうやっていない,とかあるのかな? それとも今日はたまたま卵がなかっただけなのか?

いろいろ疑問はありますが,とりあえず「ウミショウブパラダイス」通いをもう少し続けてみないと・・・♪

「ウミショウブパラダイス」の比較的近くにテンジクガレイがいました。
 
 河口域の泥底で何度か見たことがありますが
ここのように近くに川がないところで見るのははじめて。