奄美大島のハゼ最新情報

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奄美大島初記録のハゼ科の1種 7/24/2004

ハゼ科の1種
(イトヒキハゼ属の1種?)

倉崎ビーチ,水深約22m
7月21日,24日の倉崎ビーチ・ログに載せたイトヒキハゼ属の1種と思われた写真の個体,ハゼ研究者のTSさんらに画像を見ていただいたところ,「現在研究中のハゼで,イトヒキハゼ属になるかもしれない」未記載種Cryptocentrus sp.?とのことでした。
ちなみに,国内での記録はあるようですが,奄美大島では初記録になるらしいです。

2006年10月16日追記:
2年以上書き忘れていたんですが(大汗),このハゼは今のところ世界中で奄美大島・倉崎ビーチでしか見つかっていないようです。
上述の「国内での記録はあるようですが」というのは実は,当初このハゼは,「日本のハゼ」のホタテツノハゼ属の1種-2(発刊後ウシオニハゼと標準和名がついたではないかと言われていて,ウシオニハゼなら西表島からの記録があるため「国内から記録あり」と書きました。
しかし,後日撮り直した鰭ほぼ全開の写真を研究者の方に見ていただいた結果「ウシオニハゼではなくイトヒキハゼ属の未記載種で他では未記録では?」と教えていただきました。
その後2年,このイトヒキハゼ未記載種を見ることはなかったんですが,2006年10月14日,2年3ヶ月ぶりに倉崎「底の底」で出会いました♪