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水温上がりませんが,初夏を告げる魚登場! 5/11/2007

今年の春は水温がイマイチ上がってこないです。今日の倉崎で水温は22℃。ここ数年今の時期の倉崎は水温23〜25℃なので,近年では最も水温の低い5月中旬となっています。

しかしながら意外に早く,毎年初夏から現われる幼魚の小群が見られました。
倉崎初夏の使者・イトタマガシラ幼魚の群れ
カイメンソウ周辺が定位置
水温が上がらないと季節ものの出も遅れるのでは?と思ってしまうところですが,今年もこの初夏の使者たちが無事現われてくれて少しほっとしたところです。

ところで倉崎に現われるイトタマガシラ幼魚,成魚を見ないうちに幼魚のまま秋頃には姿を消してしまいます。倉崎だけでなく奄美大島でのダイビング中にイトタマガシラ成魚を見たことがないです。

ひょっとして奄美大島のイトタマガシラって死滅回遊??と思いきや,WEB魚図鑑http://fishing-forum.org/zukan/イトタマガシラのページhttp://fishing-forum.org/zukan/mashtml/M000229_1.htm を見ると奄美大島で釣り上げられた成魚が載っていて,それらの水深は100〜140m。
奄美大島ではかなり深場の魚で,成魚はダイビングエリアにはなかなか上がってこないようですね。

ちなみに暖かい時期のものが出てくると,寒い時期のものは減ってくる,といった感じでツバメウオの根ツバメウオたちは今日23匹とピーク時より14匹減少していました。
今年も減りはじめたツバメウオたち
倉崎ビーチ「ツバメウオの根」でツバメウオ再び増加中・第6報 に追記

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