1月9日
曇り時々雨,北風弱い,最高気温16℃

倉崎ビーチ
(波:0.5m以下,うねり浅場やや大,透明度:まずまず,水温:21〜20℃,最深18m,ダイブタイム90分くらい,ポイントリサーチ)

今日もまた「ホヤで繁殖中のウミショウブハゼsp.」を見てきました。

昨日うまいこと産卵を見れたので,まずは産卵1日後の卵の様子が気になるところ。そして昨日の発眼卵がもしハッチアウトしていれば,その空きスペースでまた産卵しているかも!,と昨日と同じ時間帯の潜ってみました。

で,こんな感じでした↓
ホヤ上の卵を守るウミショウブハゼsp.雄

:昨日の産卵場所の卵塊(産卵1日後卵)
:昨日発眼卵があったあたり(すでに孵化済のよう)
産卵1日後の卵(上画像の白い塊)はまだ「眼のもと(1月4日ログに写真)」もほとんど見られず。実は1月4日に「眼のもと」があった卵は,前日の1月3日に生まれたのでは?と思っていましたが,「眼のもと」ができるには「生後丸1日」以上かかるようですね。

そして,昨日あった発眼卵(上画像のあたり)はきれいになくなっていました。たぶん昨夜または今朝孵化したみたいです。

でも孵化後の空スペースで産卵は見られず,上画像のように雄が卵を守っているのみでした。

そう毎日毎日は産卵しないのか?,あるいはもう繁殖も終盤なのか?,また(天気がよければ笑)見にいってみたいところです。

ガレラビーチ
(波:0.5m以下,うねりなし,透明度:こことしては良い,水温:20℃,最深3m,ダイブタイム50分くらい,ポイントリサーチ)

週末のガイドに備えて他もポイントもリサーチしました。

ガレラの浅場は波浪の影響が少なく,そのため小さい生物がたくさん居着いてくれているんですが,その一方で潮の当たりが悪く,山水も多少入り込んでいるため,ガレラ浅場の水温は気温の影響を受けやすいです。

ここ4日,寒い日が続いていたので「めちゃめちゃ水温低くて(16,17℃くらい)何にも出てなかったガレラは春までクローズだ!」の覚悟でエントリー(ちょっと大袈裟ですが笑)。

でも,まだ水温は20℃あり,生物の出もこの時期としてはますまず。主なもの4種を撮ったので載せときます。
通称ミナミヤジリ・ペア,ハラマキハゼ
フタボシイソハゼトゲナガハゼ

お!そうそう,ガレラといえばイチモンジコバンハゼ幼魚がいつも数匹見られる「双子サンゴ」!

お兄さんサンゴは夏に白化しましたが,その後回復中!と以前のログで紹介しました。その後も順調に回復し,今ではすっかり元気な姿に! 下にお兄さんサンゴの復活過程,昨年9月,11月,そして今日撮った画像を載せました。
2006年9月22日撮影
高水温で真っ白に
2006年11月21日撮影
白い枝先もあるがたいぶ回復
今日撮影
てっぺんの枝がなくなりましたが,
ほぼ復活!!
もちろん今もイチモンジコバンハゼ幼魚が数匹棲んでます!